梢の上

  • 2007/11/06(火) 09:21:41

 

一本の梢の上には
青空がある
春の光がある

一本の梢の中には
樹液の渓流がある
夢の素粒子がある

一本の梢の先には
新緑の芽ぶきがある
春待つ心がある

自然の祝福は
一本の梢にも注がれる
夜は小鳥がきて泊る


春の光

  • 2007/11/06(火) 12:53:07



ふりそそぐ春の光
春の光には
まばゆい光のカラットがある

街にふりそそぐ春の光
春の光には
清らかな透明感がある

海辺にふりそそぐ春の光
春の光には
ほほえみの優しさがある

春の光を思うとき
春の光が
憧れの心に射しこんでくる

ふりそそぐ春の光
光の驟雨に
大地も清浄によみがえる

 

 



 


光のカラット

  • 2007/11/07(水) 18:34:35



光のカラット
光のカラット

若葉の街を歩いていると
ひとつの言葉がリフレインする

ぼくらのまわりに
まぶしさが広がる五月

陽光は輝きに満ちて
街にもさんさんとふりそそぐ

光のカラット 光のカラット
若葉の街を歩くのは楽しい

心のすみずみまでも
軽やかな動きが生まれる

街を行きかう人たちも
いきいきと輝いて見える

光のカラット 光のカラット
ぼくはまぶしい空を見上げる

春の時間

  • 2007/11/08(木) 05:35:48



緑と陽光のなかを
春の時間がめぐる
春には
さなぎが蝶になる
樹木の花々が咲ききそう
ぼくらの憧れがかがやく

緑と陽光のなかを
春の時間がめぐる
大地には
小鳥たちの歌がながれる
みずみずしい情感が
ぼくらの乾いた心をぬらす

まばゆい春は
いのちに満ちたひととき
緑と陽光のなかを
美しい春の時間がめぐる

光の春

  • 2007/11/09(金) 21:42:18




太陽がめぐる
日時計の影が動く

鳩が飛ぶ 鳩が飛ぶ 鳩が飛ぶ
ひとときの鳩の円舞に
心がスキップする

風が光る 木の葉がきらめく
地面を舞い飛ぶ光の素粒子

光と風のなかでは
すべてがいきいきと優しい

公園の花壇には
もうサイネリアの花が咲いている

ポエムは光
ポエムは風
ぼくは 心につぶやく

野外彫刻の裸婦像の肩に
一羽の鳩が すとんと止まる



春の夢

  • 2007/11/10(土) 03:49:30



季節は大地に向かって
春の夢をふりまくのだろう
季節のめぐりとともに
大地はみどりに満ちてくる

雪のすきまから
草の芽がのびてくると
裸木の梢の冬芽も
空に向かって背伸びをはじめる

いのちのめぶきには
きっと夢の作用があるのだろう
みずみずしい草木のめぶきが
戸外の景色を新しくする

春にはつぼみが花になる
春にはさなぎが蝶になる
さまざまな春の夢が
戸外をいっそう美しくする

もうすぐ
小鳥たちもさえずるだろう
可憐な蝶もとびかうだろう
こぶしの白い花も咲くだろう

五感がよみがえる春
夢がかたちになる春
季節は春待つ人の心にも
まばゆい春を届けてくれる



春のすべて

  • 2007/11/11(日) 17:44:45



また季節がめぐり
春のきざしをはこんでくる
春の歓びをはこんでくる

各地の花便りが春を告げる
桜前線の北上とともに
日脚は一日一日のびてくる

大気のぬくもりが春を告げる
戸外の暖かい日には
散歩はいっそう楽しくなる

草木のめぶきが春を告げる
みずみずしいめぶきが
戸外の景色を新鮮にする

もうすぐ
小鳥たちもさえずるだろう
可憐な蝶もとびかうだろう

さらに季節がめぐり
春のすべてをはこんでくる
春のすべてをはこんでくる

公園の春

  • 2007/11/12(月) 06:28:01



春の花 春の光
にぎわう公園の芝生の広場
誰かが鳩を眺めている
誰かが子供と遊んでいる
誰かが誰かと歩いている

春の花 春の光
ゆったりと流れる春の時間
いちどに飛び立つ鳩の羽音が
公園の午後の活気をつくる

この麗らかなひととき
誰かの心が
きれいな娘たちを想っている
「アバンチュール」
魅惑の言葉が心をよこぎる

春の花 春の光
にぎわう公園の芝生の広場
この公園のどこかには
人待ち顔の不良青年がいる



春の滞在

  • 2007/12/18(火) 04:45:26



きょう、きのうの別れは哀しくはない。あ

こがれと断念の繰り返しが、ぼくの人生だ!

哀しみのこころも、時間がすぎさると、しだ

いに明るさをとりもどす。歩いていくぼくの

視界で輝く噴水の白いみずしぶき。群れをな

して飛びたつ公園の鳩のひとときの軽やかな

旋回。日時計の影が動く。<あの鳩の脚の色

は?>ぼくは自分に問いかける。ふと見かけ

た季節の花に、優しい娘のイメージを素描す

るぼく。ぼくの内部には、またあたらしいあ

こがれと、瑞々しい愛の情感がよみがえる。

春がくる

  • 2007/12/19(水) 15:12:34


よろこびでこころを満たせ
こころを澄ますと
春の足音がきこえる
もうすぐ
花便りの季節が訪れてくる

さなぎが蝶になる春
つぼみが花になる春
さまざまないのちが誕生する春
季節のめぐりは
春の歓びをはこんでくる

夢がかたちになる春
五感がよみがえる春
新しい出会いが待っている春
季節のめぐりは
ぼくらの憧れを育んでいる

春がくる 春がくる
よろこびでこころを満たせ
ぼくらはもうすぐ
いのちにかがやく季節と
肩を並べて歩くのだ

草木のめぶき

  • 2007/12/20(木) 03:44:46


草木のめぶきを見るとき
ぼくは いつも
春は美しい季節だと思う

草木のめぶきには
いのちの歓びがある
いのちの憧れがある

まばゆい春

  • 2007/12/31(月) 02:58:54


鳩が歩いている
鳩と一緒に歩く影
公園の広い芝生には
散在する鳩の群れ
歩きながら鳩を眺める
鳩の観察は素早い
誰かがポップコーンを投げると
鳩がいっせいに群がっていく
四方から飛んでいく
飛翔のシルエットが芝生を走る
半円に広がる空からは
ふりそそぐ太陽の光
早春の光のなかでは
光と影が鮮やかに見える
すれちがう人の微笑や話し声
地面でゆれる木の葉の影
午後の噴水の広場にも
ひとかたまりの鳩の群れ
立ち止まって鳩を眺める
歩いている鳩
羽ばたいている鳩
求愛の動作をしている鳩
さまざまな鳩の影が動く
いくつもの鳩の声がきこえる
いまは 鳩たちの愛の季節
ぼくの視界のなかでは
もう 春はまばゆい

五感の散歩

  • 2008/01/01(火) 18:17:32


戸外を歩いていくと
春の花 春の光
自然のポエムが待っている
ぼくは歩いていく
海まで続く川沿いの道を
視界に広がる水辺の景色
ゆっくりと歩いていくと
季節の変化を発見できる

ぼくは見る
春カモメの軽やかな飛翔や
川面の光るさざ波を
歩きながらぼくは想う
これから行く海辺のことを
潮の香りや光る海を
片道三十分を歩くだけでも
いのちの感覚がよみがえる

戸外を歩いていくと
春の声 春の歌
自然の祝福とめぐりあう
歩きながらぼくは聴く
水鳥のなきごえや
木の葉のそよぎを
いまは春
ぼくの五感も散歩していく

春の歓び

  • 2008/01/02(水) 03:56:29


さなぎが蝶になる春
つぼみが花になる春
季節のめぐりは 春の歓びをはこんでくる

いまは春 公園のコブシの花が咲いている
白い花弁が 清楚な詩情を振りまいている
誰かが うっとり 白い花を見上げている

日曜日の歩行者天国は 人で賑わっている
行きかう人たちが 街の活気を作っている
誰かが 出会いを夢みて 街を歩いている

海辺の所々には 海を楽しむ人たちがいる
渚で遊ぶ子供の足もとで 波が歌っている
誰かが 突堤の先で 光る海を眺めている

さなぎが蝶になる春
つぼみが花になる春
どこかで 新しい生命が産声をあげている

日常の光と影の時間にも 春の歓びがある
ぼくは ひととき 兎のラビと遊んでいる
兎も家族なので 気持ちは優しく通いあう


沈黙のポエジー

  • 2008/01/24(木) 13:43:19


沈黙の空間と
沈黙の時間の無限の奥行き
ぼくらをとりかこんで
沈黙のはてしない世界がある

沈黙がひととき結晶して
花を咲かせる
いのちの旋律になる
とびかうカモメの飛翔になる

沈黙から生まれるポエジー
それは夜明けのひかり
娘たちの優しい微笑
マリンブルーの海の景色

ぼくらは歩いていく
この春のひとときを
沈黙の空間の
数々のポエジーを感じながら

雲の切れ間には
青空が見える
この青空のかなたにも
沈黙のはてしない世界がある

しじみ蝶

  • 2008/01/26(土) 14:02:11


郷愁のなかに

ひとつの季節が埋没していく

ぼくの憧れの季節

ぼくのまどろみの春が‥‥

そして

ぼくの内部では

無数のさなぎが

可憐なしじみ蝶になる


春の飛翔

  • 2008/01/27(日) 07:13:25


緑の大地 花花のまわりを
春の優しいかがやきがとびかう

蝶がとぶ 蝶がとびかう
蝶がとぶ 蝶がとびかう

蝶の飛翔は 蜜への飛翔
視界に広がる春の花 春の光

蝶の飛翔は 求愛への飛翔
飛翔のとき 憧れはまばゆい

蝶の飛翔は いのちの飛翔
ここにも意識の世界がある

緑の大地 花花のまわりを
春の可憐なかがやきがとびかう

憧れがとぶ 憧れがとびかう
憧れがとぶ 憧れがとびかう





季節のめぐり

  • 2008/01/28(月) 09:00:43


季節は春にむかって
一日一日ひかりに満ちてくる

戸外の世界を歩いていくと
ぼくらは新しい変化とめぐりあう

海にも 空にも 大地にも
一日一日ひかりが満ちてくる

まばゆい春にむかって
季節はゆっくりめぐっていく

季節はまばゆい春にむかって
一日一日ひかりに満ちてくる

内面の世界を歩いていても
ぼくらは新しい変化とめぐりあう

夢にも 憧れにも 希望にも
一日一日ひかりが満ちてくる

まばゆい春にむかって
ぼくらはゆっくり歩いていく

鳩の子ども

  • 2008/01/30(水) 13:52:50


鳩よ 鳩 鳩の子どもよ
ぼくは まだ
鳩の子どもを見たことがない

公園を歩いていると
いくつもの鳩の群れを見かけるが
鳩の子どもはまじっていない

鳩の子どもは
どこで生まれて
どこで育っているのだろう

ぼくは ときどき
公園の高い木立を見上げる
高い木立に耳を澄ます

けれど見上げるぼくの視界では
木立と木立の間から
季節の空が見えるばかりだ

鳩よ 鳩 鳩の子どもよ
ぼくは まだ
鳩の子どもを見たことがない

太陽の蝶

  • 2008/02/02(土) 14:07:00


もうすぐ
まばゆい春が訪れてくる
永いさなぎの時間の
沈黙のなかでも
憧れは澄んだまなざしで
蝶になる日を待っていたのだ
生まれること
飛ぶこと
限りなく燃焼することを
心では
<太陽の蝶>を夢みながら

四月のスケッチ

  • 2008/02/07(木) 17:44:18


葉桜の季節
陽光はまぶしい

戸外の木々の緑が
新緑の季節を告げる

街を歩く人たちの
軽装の足取りは軽い

四月の誕生石は
ダイヤモンド

あのケヤキ並木の
新鮮なめぶきも始まる

葉桜の下を歩きながら
ぼくは思う

もうすぐ積雲とともに
海の季節が訪れてくる



五月の歌

  • 2008/02/08(金) 05:22:05


五月には戸外を歩こう
光のカラット 光のカラット
光や風と遊ぼう

五月には若葉を見よう
光のカラット 光のカラット
戸外の自然を楽しもう

五月には戸外を歩こう
光のカラット 光のカラット
若葉めぐりを楽しもう

どの場所で眺めても
光のカラット 光のカラット
若葉の色は新鮮だ

若葉の街を歩いていると
光のカラット 光のカラット
自然に心がはずんでくる

若葉めぐりを楽しむと
光のカラット 光のカラット
五月の魅力は二倍になる

若葉の季節

  • 2008/02/13(水) 19:41:37


若葉の季節には
風は若葉の匂いをふくむ
若葉は濃淡さまざまで
若葉めぐりは心たのしい

街で見かける街路樹の若葉
郊外で見かける木立の若葉
見る場所は違っても
若葉のイメージは新鮮だ

まばゆい若葉の景色が
どこまでも広がる五月
若葉の世界を歩いていると
若葉の詩も生まれてくる

樹液の夢は 若葉の緑
エメラルドグリーンの若葉の色
若葉の夢は 青空への飛翔
梢でとびかうモルフォ蝶

樹液の夢よ 若葉の夢よ
ぼくの夢の行方にも
海の青 空の青が見える
遠い潮騒が聴こえてくる

若葉の季節には
風は若葉の匂いをふくむ
青葉若葉が梢に満ちて
ぼくらの心も若葉に染まる





花祭りの日に

  • 2008/02/27(水) 05:28:34


ゆっくりと歩いていると
はじめて見えてくるものがある

ぼくらの前に現れてくるものが
ぼくらの未来とつながっていく

見るもの感じるものから
新しい何かがはじまっていく

きょうは花祭りの日
庭の花桃の花が咲いて美しい

戸外から帰ってくると
知人のサイト再開の便りが届いていた

桜文鳥を手で遊ばせながら
ぼくはふと思う

ゆっくりと歩いていると
はじめて見えてくるものがある

世界は生きている
世界は動いていると

五月の朝

  • 2008/02/29(金) 04:03:10


窓をあけると
新鮮な空気が流れこんでくる
ぼくの呼吸は軽くなる
ふりそそぐ朝の光と
庭先の若葉の緑
ぼくの気持は明るくなる

季節のめぐりは
庭先にも変化を運んできた
藤の花が咲いている
リラの花が咲いている
バラがつぼみをつけている
青葉若葉がそよいでいる

麗らかな五月の朝
太陽の輝きとぬくもりが
戸外にいのちを与えている
草木の成長を応援している
ひととき外を眺めていると
ぼくの気持もはずんでくる

深呼吸をして
見上げる空の右手には
船にも見える白い雲
ぼくの心には
積雲の輝く海への
優しいいざないがめばえる